プレスリリース

2023年 9月12日

株式会社 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)
SHOSA: Future Dialogue
- アンドロイドアバターによる心の表現 -
表情や身振り手振りに加えて、音や光を用いて、心を感じるまでに豊かに関わることができるアンドロイドを開発しました。このアンドロイドを是非体験いただくと共に、未来において、人間とアンドロイドがどのように進化していくか、説明させていただく機会をいただければ幸いです。是非ご参集ください。
本プロジェクトは、
ムーンショットプロジェクト目標1「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」https://avatar-ss.org/index.htmlの一部として取り組んでいます。
第1回日本国際芸術祭
https://yumeshimakikou.org/jiaf2023/
の参加作品であると共に、翌日10月5日から開催される
ATR OPEN HOUSE 2023
https://www.atr.jp/expo/index.html
の展示作品でもあります。
●概 要:
 「所作」とは、日本の文化において培われた、身体と心を結びつけ、相手と自分を調和させるための暗黙のコミュニケーションです。私たちは、この「所作」を現代において進化させ、相手や環境との関わりの中で、豊かな心の表現を生み出すことを目指しています。
 この進化した「所作」を「SHOSA」と呼びます。「SHOSA」は、人間だけでなく、ロボットなどあらゆる「いのち」との関わりの中で、多様で豊かな心を表現します。
 本インスタレーションでは、来場者やアンドロイドアバターの動きに応じて、そこに現れる「SHOSA」を、連続的に変化する音や光で表現します。この「SHOSA」を獲得する能力は「身体知」と呼びます。来場者は、本インスタレーションを体験することで、自らの「身体知」を発展させます。
 来場者は、アンドロイドアバターと体の動きを通した対話の中で、自らの「身体知」を発展させ、「SHOSA」を獲得し、自らを進化させるのです。
 アンドロイドアバターとの対話を体験いただくと共に、未来において人間とアンドロイドがどのように進化していくかを、感じていただければと思います。
■株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)について
本社:〒619-0288 京都府相楽郡精華町光台二丁目2番地2(けいはんな学研都市)
代表者:代表取締役社長 浅見 徹(あさみ とおる)
TEL:0774-95-1111
URL:https://www.atr.jp/
事業内容: 脳情報科学、深層インタラクション科学、無線通信などの情報通信分野と、生命科学に関する研究開発及び事業開発

【報道発表に関するお問い合わせ先】
 株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)
石黒浩特別研究所 広報担当
TEL:0774-95-1560
Email:hil-contactatr.jp
●第1回日本国際芸術際における本プロジェクトの説明
https://yumeshimakikou.org/wp-content/uploads/atr_gaiyou.jpg